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フィッティングの三要素ー『人間・下着・環境』
ひと口に下着といっても種類はさまざまですし、人の体型も千差万別です。「フィッティング」は、着用する人のカラダのつくりや着用する時の環境をふまえて、適切な下着を選び、適正な着用することです。
快適に下着を身につけるための組み合わせで大事な要素は、『人間・下着・環境』の三要素です。「人間」の要素には、心理面と身体生理面があり、環境の要素には、自然環境と社会があります。そして、下着には、さまざまな商品の特性があります。
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この、『人間・下着・環境』の三要素を最適に組み合わせることが、「きごこち」につながります。そして、その最適な組み合わせを担うもっとも大切な行為が「フィッティング」です。
三要素のうちの「人間」とは、下着を身に着ける本人のことです。
自分自身のカラダがまずどういう状態にあるのかという現状と、どのようにカラダを補整したいのかという理想を、把握することが出発点になります。 |
自分自身のボディーサイズ、身体的特徴、肌の状態などです。そして、どのような体型にしたいのか、たとえば、もうすこしバストアップしたいとか、すこし下垂気味のヒップを上げて、美しいヒップラインにしたいとか、の要望も整理します。
次に、心理・感性面に関しては、自分自身の好みやどのようなアウターの下につける下着なのか、季節や出かける場所、目的、会う相手、どんな気分・状態でいたいのかなどで、選ぶべき下着は当然変わってきます。
次に、三要素のうちの「環境」は、自然環境と社会環境に分けられます。自然環境は、温度、湿度、雨、風などの外的条件をいいます。寒い冬なら保温力の高いあたたかい素材のインナーが基本ですし、汗をたくさんかく夏場なら、水分を素早く吸収して即乾性のある下着が気持ちよく過ごせます。このように、下着を着用する人間を取り巻く外的な自然環境によっても、下着選びは大きな影響を受けます。
社会環境は社会性・時代性という要素です。これは、世の中の流行やトレンドを意味し、ファッション感覚を大きく左右します。流行色やはやりのデザイン・スタイル、さらには着こなし方に反映され、おしゃれな下着の価値観が時代によっても変わっていきます。
最後の三要素のうちの「下着」とは、着用するファンデーションやインナーなど、あなたがこれから選ぼうとしている下着そのもののことです。
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ブラジャーやガードルなど、下着にはさまざまな種類がありますし、ブラジャーひとつとっても、同じカテゴリーなのに、デザイン、素材、色、柄、カップの形、ワイヤーの有無、機能性などなど、実にさまざまなバリエーションがあります。基本的な機能性と用途くらいは覚えておいて、自分の体型や着用シーンに応じて使い分けたいものです。
例えば、タイトなパンツスタイルには、ラインが響かないタイプのガードルを選んだり、ワンピースの下着としては、美しい曲線を表現しやすいボディースーツを着用したりといった、基本的な下着の活用術があります。 |
■フィッティングは、「きごこち」の実現に不可欠
以上のような『人間・下着・環境』の三要素は、「きごこち」の実現にたいへん重要になるキーファクターです。この三つをよく考慮して、下着と自分のカラダを理想的に適合させるのが、フィッティングの役割です。最終的にはそれが、満足のいく下着選びと「きごこち」の良さにつながります。
適切なフィッティングによって、まず「着ごこち」が実現されます。これは、外気の温度や湿度等の「自然環境」とボディーサイズや特徴、肌の特徴等の身体生理面からみた「人」と「商品」を適合させることです。肌から感じる着用時の「着ごこち」がそうであり、自分のカラダの特徴と下着がマッチし、きつくないか、リラックスできているかどうか、動きやすいかどうかなどをチェックしておこないます。
もうひとつは、フィッティングによって「気ごこち」が実現されます。これは流行等の「社会環境・時代性」と、自分の好み等心理・感性面からみた「人」と「商品」を適合させることです。これはココロから感じる、精神的な「気ごこち」を実現することで、デザインが気に入ったり、フィッティングによってボディーラインが美しく補整できたことから得られる満足感や快適さなどを感じるかどうかです。
そして、カラダと同時に、ココロも満足感に満たされることが、ほんとうの意味での「きごこち」の実現といえます。それがフィッティングの効果であり、効用なのです。