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なるほど!きごこち科学 VOL.9「下着は人間形成に関係する!?」
なるほど!きごこち科学 VOL.8「寒さと人のカラダ」
なるほど!きごこち科学 VOL.7「きごこちの良さを規定する要素」
なるほど!きごこち科学 VOL.6「ここち良さを感じる商品・サービスとは」
なるほど!きごこち科学 VOL.5「きごこちから、連想する言葉」
なるほど!きごこち科学 VOL.4「きごこちの良さは、どんな言葉でイメージされる?」
なるほど!きごこち科学 VOL.3「下着は主にどこで買われているかー下着のアイテム別購入方法」
なるほど!きごこち科学 VOL.2「下着のアイテム別の購入実態の比較」
なるほど!きごこち科学 VOL.1「ブラジャー選びの第一ポイントは着装感と型・デザイン・色」
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なるほど!きごこち科学 vol.9
下着は人間形成に関係する!?
皮膚接触は人間形成に影響を与える
以前、紙おむつのテレビCMで、こんな宣伝を見たことがありました。A社のおむつで育った人は円満な性格をしているのに、ごわごわのおむつで育った人は、やたら怒りっぽくて攻撃的な性格――。つまり、育ったおむつの違いによる人間形成の差をテーマにしたCMです。やや面白おかしく誇張された面もありますが、「皮膚接触が人間形成に与える影響」は、これまで医学界などでもさかんに取り上げられてきた研究テーマです。

事実、皮膚接触の違いによって生じる生育差は、マウスを使った実験でも証明されていますし、幼稚園児に対して行った研究では、成長ホルモンの分泌が変化することが指摘されています。また、成人女性の場合にも、同様にホルモンの分泌に影響が現れています。
ある調査によると、ごわごわした下着とソフトな下着の着用実験では、ごわごわした下着の着用者は、自律神経や中枢神経の活動が減弱することがわかっており、やはり下着の肌触りが人に与える影響は、たいへん大きいようです。
エージングとともにやさしい肌触りの下着を着用しましょう
たかが下着と甘くみて、肌触りのよくない下着ばかり着けていると、知らないうちにカラダや精神に変調をきたしていることもあるので、ご用心ください。
また女性の場合、40代〜50代以降の更年期を迎えると、体質が微妙に変化してきます。若い頃よりも新陳代謝が低下することで、それまで皮膚を守ってくれていた皮脂の分泌が少なくなり、肌がとても敏感になります。ちょっとしたひっかき傷でも、赤いみみず腫れができたりするのはそうした理由からです。ですから、肌にじかにあたる素材の風合いは、年齢を重ねるほどに、やさしいものであることが求められます。
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なるほど!きごこち科学 vol.8
寒さと人のカラダ
重ね着にはファッション性だけでなく
寒さから身を守る優れた保温機能もあります。
寒くなると、思わず身震いしたり、無意識に足踏みしたり、手足をこすったりしませんか。それはなぜでしょうか。
私たち人間は、恒温動物だと言われています。外気の温度(環境温度)が相当暑くなっても、寒くなっても体温を一定に保つことができます。
体温を一定に保つために、体内の物質代謝に伴って生じる熱を、カラダから外に出します。生じる熱より、外に出す熱の方が低ければ、体温は上昇し、逆に高ければ体温は低下します。
安静時では、熱を産みやすいのは、脳、心臓、肝臓、それに筋肉です。一方、熱を外に出すのは、67%が放射(電磁波による熱の移動)によるもので、伝導・対流によるのは10%、蒸発は23%となっています。
環境温度が28℃から32℃の範囲は、裸でも暑くも寒くもなく、「中性温度域」と呼ばれています。この温度範囲では、皮膚血管反応(収縮と緊張)によって熱放散を調節して体温を一定に保ちます。
環境温度が低下して、寒さを感じるような温度になると、皮膚の血管収縮を起こし、熱が逃げにくい反応が起きます。ただ、環境温度と皮膚温度の差が大きいと、熱の逃げる量が大きくなるため、これに見合って、熱を生むようになります。筋肉が緊張したり、ふるえたりし、また脂肪組織によって熱が生み出されます。これが体温を一定にするメカニズムです。
身体の温度の分布
カラダの四肢の末端が最も熱が逃げやすく、温度低下も起こりやすいので、手足の冷えが問題になります。カラダの温度分布は、下図のように、手足等の外郭部は環境温度の影響が大きく、核心部は温度変化の影響が少ないのです。(青色部分が環境温度の変化を受けます。)
それで、寒冷時に体温を保つためには、カラダの四肢の運動が必要になります。冷えきった手足を温めるには、筋運動によって熱を生むことが重要です。手より足の方がより強い運動が必要だと言われています。ある程度強い運動や作業によって熱を生み、手足の皮膚血管拡張運動を引き起こして高い皮膚温に保つことが必要なのです。
寒いときに、無意識に足踏みをしたり、手足をこすったりするのは、体温の低下を防ぐための熱を生む反応なのです。
こうした運動と同時に、寒さから身を守るには、熱を逃がさない保温性の高い衣服の着用も欠かせません。そして衣服の熱を外に逃がさない重ね着が適切です。というのは、熱伝導率が最も低く、保温性が高い物質は空気だからです。プラスチックや木材は、熱伝導率が約10倍、陶器は50倍、金属は1000倍に達すると言われています。保温性を高くするには空気を多く含む構造、つまり重ね着をすればよいことになります。ただ、たくさん着ればいいということではなく、熱を生む運動がしやすく、軽く、薄くても暖かい衣服が必要になります。
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なるほど!きごこち科学 vol.7
「きごこちの良さ」を規定する要素
下着や衣服はアイテムによって
重視されるきごこちの要素が違います
「きごこちの良さ」とは、どのようなものでしょうか。
特に、下着に関して求められる「きごこち」の要素を明確にするため、きごこち科学研究協会では、374名の女性に、下着や衣服のアイテムごとにもっとも重視される要素を選択してもらいました。
比較する衣服のアイテムは、ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着の下着の4品目に加えて、スリップ、キャミソール、ストッキング、ジーンズ、Tシャツ、ジャケット、コート、スカート、セーター、パンツ(ズボン)、ブラウス、スーツを加えた合計16アイテムです。
そのときに選択してもらう「きごこちに、もっとも重要と思われる要素」としては、下記の7つを掲げました。
(1)肌触り
(2)吸湿性
(3)動きやすさ
(4)
フィット感
(5) 色やデザイン
(6) あたたかさ
(7) 通気性
その結果が、下記の図の通りです。
*表 衣服の各アイテムにおいて「きごこち」に重視される要素の比較
この結果から、当然ですが、ショーツ・肌着・スリップ等の直接肌に触れるアイテムについては、「肌ざわり」が重視されています。
ブラジャー、ガードル等の補整機能を求められるものについては、「フィット感」のウエイトが高くなっています。
また、ガードルは、さらに「動きやすさ」が求められています
スリップ、キャミソールについては、色やデザインのファッション性を重視しています。
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なるほど!きごこち科学 vol.6
「ここち良さ」を感じる商品・サービスとは
私たちがふだん、「ここち良さ」を感じる商品やサービスとは
どのようなものがあると思われますか?
きごこち科学研究協会では、374名の女性に、「ここち良さ」を感じる商品やサービスから連想する言葉を自由に書いてもらう調査を実施しました。
その結果、全部で、1,409の言葉が、「きごこち」から連想されました。
それらをカテゴリー別に整理してみると、
1) 「モノとしての商品」に関するもの
2)「サービスとしての商品」に関するもの
3) 「接客時のサービス」に関するもの
4) 一般的・日常的な行為に関するもの
という4つのカテゴリーに分類することができました。
それぞれのカテゴリーに含まれる言葉を表したのが、下記の表です。
*表 「ここち良さ」を感じる商品やサービス(抜粋)
以上は、あくまでも「ここち良さ」に関する漠然としたイメージを求めたものですから、あまり正確な内容を指し示すものではありませんが、「ここち良さ」は、商品やサービスでは、「ソファ」、「入浴剤」、「枕」、マッサージ、エステ、温泉等、主に精神的・肉体的にリラックスできるものが上げられています。「ここち良さ」という特性は、心理的特性、物理的特性の双方を含めた多様な要素から構成されることがわかります。
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なるほど!きごこち科学 vol.5
「きごこち」から、連想する言葉
「きごこち」って、いったい何でしょうか。
「きごこち」という言葉で、みなさんは、何を連想しますか。
きごこち科学研究協会では、374名の女性に、「きごこち」から連想する言葉を自由に書いてもらう調査を実施しました。
それによると、全部で、1,713の言葉が、「きごこち」から連想されました。
それらをカテゴリー別に整理してみると、
1. 触感や材質に関するもの
2. 温度に関するもの
3. 動作に関するもの
4. サイズに関するもの
5. 視覚的要素に関するもの
6. 機能に関するもの
7. 下着・衣服のアイテムに関するもの
という7つのカテゴリーに分類することができました。
それぞれのカテゴリーに含まれる言葉を表したのが、下記の表です。
*表 「きごこち」から連想される言葉
これを見ると、人によって実にさまざまな「きごこち観」があることがわかります。これは、着る人のニーズによって、重視していることがまちまちであることを意味しています。
例えば肌着ひとつとっても、敏感肌の人によっては肌触りが最重視されるポイントでしょうし、冷え性の人ならぬくもり感、暑がりの人なら清涼感ということになります。
このように、「きごこち」を左右する要素は、下着のカテゴリー・用途、着用する人のニーズや生活環境など、実に多岐にわたっています。それらの要素が、重層的に組み合わさった結果、ひとつの「きごこち」が誕生するわけです。
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なるほど!きごこち科学 vol.4
「きごこち」の良さは、どんな言葉でイメージされる?
「フィットしている」「安定している」「動きやすい」が、
きごこちの良さをイメージする言葉。
下着を身に着けたときに感じる「きごこちの良さ」は、さまざまな要因からもたらされます。下着の肌触り、締め付け具合、暖かさや涼しさ、蒸れない、動きやすいなど、下着の物理的特性が身体に与える機能と影響が、複雑に絡み合っています。
女性が下着に求める「きごこち」の良さを、どんな言葉でイメージしているのでしょうか。そんなデータを紹介します。
まず、調査の対象者に、きごこちを表す8つの形容詞を提示し、下着を着用したときのイメージを想像してもらい、8つの形容詞のどの言葉が、「きごこち」に関係があるかを、それぞれの言葉について、7段階の評価をしてもらいました。
その8つの形容詞は、下記のように対語で構成され、どちらにより近いかを評価してもらったのです。
この調査は、SD法と言われ、心理学の研究などで、しばしば用いられる方法です。
これを、ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着の4アイテムについて、実施しました。
以下のグラフがその結果です。

「フィットしている」、「安定している」、「動きやすい」、「なめらか」といった項目は、すべてのアイテムに共通して、「きごこち」にイメージを形作っています。
ブラジャーやガードルについては、「ゆるやか」というのが、きごこちの構成要素として求めておらず、低い評価になっています。
肌着については、「やわらかい」、「なめらか」、「あたたかい」というのが、きごこちに求める要素として評価されています。
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なるほど!きごこち科学 vol.3
下着は主にどこで買われているかー「下着のアイテム別購入方法」
下着全体は、30%から50%はスーパーマーケットで購入
ブラジャーやガードルは、百貨店、専門店、訪問販売のウエイトが高い
◎下着は、主にどこで購入しているのでしょうか
ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着という、下着の4アイテムについて、購入方法の比較を行いました。
図1のように、いずれのアイテムにおいても、スーパーマーケットが30%から50%を占めています。

専門店・百貨店のウエイトが高いのは、ブラジャーとガードルです。
これは、購入者が、専門店や百貨店の専門の販売員からアドバイスを受けたいことや試着、あるいは購買比較をしたいことが考えられます。
通信販売については、アイテムのちがいによる利用形態の割合に変化はありません。
訪問販売については、ブラジャーとガードルが、ショーツや肌着と比べて、ウエイトが高くなっています。これは、やはり専門販売員のフィッティング等のアドバイスを受けることを重視していることがうかがわれます。
特に、ガードルは、全アイテムの中で一番、訪問販売のウエイトが高くなっています。
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なるほど!きごこち科学 vol.2
下着のアイテム別の購入実態の比較
下着の購入枚数がもっとも多いのは、ショーツで(年間平均6.55枚)
一枚あたりの購入金額ももっとも高いのはブラジャー(平均3,638円)
◎どのくらいの頻度で、何枚ぐらい購入しているのでしょうか
ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着という、下着の4アイテムについて、どのくらいの頻度で購入し、また、いくらぐらいの価格のものを購入してしているのでしょうか。
まず、下着をこの1年間に購入した枚数を見てみます。
ショーツが、最大で40枚も購入している人がいます。平均でも6.55枚と、肌着、ブラジャー、ガードル、を押さえて一番購入されています。ついで、肌着(平均3.26枚)、ブラジャー(3.03枚)、ガードル(1.29枚)の順に購買頻度が落ちていきます。
ガードルの場合は、購買頻度が少ないという結果は、着用する習慣が少ない人々も含まれているからだと思われます。
また、ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着のいずれについても、年間に1枚も購入しないと答えた人は、30代から60代まで、いずれも30%ですが、10代・20代では、70.7%と格段に高い数字を示しています。(この中には、ガードルをまったく着用しない人が相当数含まれていると思われます。)
表1 この1年間に購入した枚数
アイテム
|
平均値 |
最小値 |
最大値 |
ブラジャー
|
3.03
|
|
15 |
ガードル
|
1.29
|
0 |
20 |
ショーツ
|
6.55
|
0 |
40 |
| 肌着 |
3.26 |
0 |
20 |
◎いくらぐらいの金額を出して買っているのでしょうか
ブラジャー、ガードル、ショーツ、肌着の中で、もっとも購入金額が高いのは、平均値でみれば、ブラジャーで、3,638円。次いで、ガードル(3,311円)、肌着(2.190円)、ショーツ(1,128円)順に低くなっています。もっとも高く買われた価格をみると、ガードルの32,000円、ついでブラジャー(24,000円)、肌着(16,000円)、ショーツ(1,128円)となっています。
ショーツは、購入枚数は高く(年間平均6.55枚、最大40枚)、購入金額は低い(平均値1.128円、最低価格100円)ので、消耗品ととらえられています。
表2 最近買った下着のおおよその金額
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アイテム
|
平均値 |
最小値 |
最大値 |
ブラジャー
|
3,638円
|
|
24,000円 |
ガードル
|
3,311円
|
200円 |
32,000円 |
ショーツ
|
1,128円
|
100円 |
1,128円 |
| 肌着 |
2,190円 |
300円 |
16,000円 |
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なるほど!きごこち科学 vol.1
ブラジャー選びの第一ポイントは「着装感」と「型・デザイン・色」
きごこち科学研究協会が、2003年2月〜3月、近畿圏在住の18歳から69歳の女性374名を対象に、「下着の購入実態や下着のきごこちに関する調査」を実施しました。
ここでは、その一部をご紹介します。
宸P「女性は何を条件にしてブラジャーを選んでいるのでしょうか?」
ブラジャーを選ぶ場合、最も重要と思われる条件を上位3つを選んで、自由に記入してもらいました。
その結果をまとめたものが、下記の図1の円グラフです。
このアンケートの結果、
第1位が、「着装感(フィット感、着け心地、動きやすさ)」22%
第2位が、「型・デザイン・色」22%
第3位が、「価格」12%
第4位が、「体型保持(バストアップなど)」11%
第5位が、「サイズ(自分の体型に合っている)」11%
第6位が、「素材(肌触り、吸湿性、保温性など)9% |
のように、全体としては「着装感」が、「型・デザイン・色」とともに、ブラジャーを選ぶ際のトップにあげられています。
これを年代別に見ると、図2のように、はっきりとした傾向の差がでてきます。
まず、着装感については、10代20代では割合が低いのに対し、年代が上がるほど、割合が高くなります。これとは逆に、「型・デザイン・色」については、年代が上昇するほど、割合が低くなります。
また、「体型保持」については、30代・40代が、高い傾向を示しています。
図2 ブラジャー購入の際の条件(年代別)

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